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こども学科ニュース

ヨーロッパこども文化研修旅行中!(その1)


(シュタイナウのマリオネット劇場前広場にある「メルヘンの泉」の前で)

こども学科の学生一行25人が、いまヨーロッパのこども文化を深く学ぶために10日間の旅に出かけています。
その報告第1弾です。

9月8日午後9時にドイツ・フランクフルトに到着、翌9月9日から4日間をかけてドイツ・メルヘン街道を北上します。
初日は、ハーナウおよびシュタイナウの街をじっくりと見学して回りました。ハーナウは、グリム兄弟の生誕の地であり、メルヘン街道の出発点としても名を知られた街です。市庁舎前のマルクト広場に立つグリム兄弟の像はとりわけ有名ですが、今日は水曜日の朝市の立つ日とあって、広場一帯は大いに賑わっていました。学生たちは、ゴールドシュミーデハウスの前や兄弟像の前で記念写真を撮ったり、市を巡ってランチのための果物や水を買ったり、初日の午前中からすでにドイツの風情を満喫しました。
続いて郊外のフィリプスルーエ城に足を延ばしました。フランスバロック様式のこのお城は、内部は郷土歴史博物館として、ハーナウが生んだグリム兄弟の栄誉を湛えた記念室が設けられており、兄弟の末弟エミール・グリムが描いたグリム兄弟の肖像画や銅像のミニチュアなどが展示されていました。

その後専用バスでシュタイナウに向かいました。ここでは兄弟が幼年時代を過ごした家が博物館として保存・公開されているのですが、最近、内部が大幅に改装され、こどもたちが楽しめるような、遊びの要素を取り入れたエンタテインメント性の高い展示に代わっていました。
続いて本日のメインイベントの「マリオネット劇場」に入場、演目は『塩姫』というスコットランドから伝えられた昔話ですが、事前に教員から説明されていた内容とは大幅に異なっていて、ドイツ語を専攻していない学生には、細かいニュアンスは理解できませんでしたが、ドイツ・メルヘンの楽しさは伝わったのではないでしょうか。
そしてもう一つのメインイベントの『新グリム兄弟博物館』は、長い間閉館していたカッセルのグリム兄弟博物館から貴重な資料がシュタイナウ城に移され、本年8月に新たに開館されたばかりで、ここもまた現代のこどもたちに向けた楽しさいっぱいの展示内容となっていました。

今日は少々タイトなスケジュールでしたが、メルヘン街道を北上し、午後6時過ぎにカッセルに到着、明日もグリム童話にたっぷりと浸りきるため、みな英気を養っています。