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レポート

梅花では教職をめざす学生をサポート

梅花女子大学では、教職をめざす学生を対象に「教職チャレンジ塾」を行っています。
2019年12月7日は「教職チャレンジ講座」として観世流能楽師の梅若基徳さんのもと、能について学びました。
始めに能楽の歴史、能舞台、扇子、能面についてDVDをみながらお話しを聞き、
希望する学生で実際に能面をかけてみたり、構えを教えてもらい、全員ですり足の体験、そして最後には発声の練習をしながら謡を習い、
能を五感で感じることで日本の伝統芸能・能楽を体感しました。

能面は女性の中でも若い方と年配の方でも様々な能面の種類があり 能面をかけてる人の視界の見え方は全部異なります。
謡も音階や抑揚の決まったつけ方はありません。
音階が違っても抑揚を隣の人と違ったつけ方をしても、それがその人の個性ということです。
教職を取るうえでも、一人ひとりの個性を大事にしていくことが大切です。

そして今日のワークショップを通じて「能楽を生きている身体」を五感で感じることにより、「教師を生きる身体」のありようについて気づきました。

次回の第5回「教職チャレンジ講座」のテーマは「教師になって、今思うこと」について実際に梅花女子大学の卒業生にお話しを聞きます。