受賞対象となった論文は、「フラクタル構造を持つセル・オートマトン(Cellular automata in fractal arrangement)」についての研究です。セル・オートマトンとは、数理モデルの1つで、非常に単純化されたモデルですが、時間がたつとともに複雑な変化を見せるため、生命現象や結晶の成長などの自然現象から交通渋滞や災害時の人の動きなど、多くの複雑な現象を理解するためのモデル化(シミュレーション)に応用されています。
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受賞タイトル:Cellular automata in fractal arrangement
Best Paper Award /Award Winners at the AROB23rd 2018
Yoshihiko Kayama (BAIKA Women’s University, Japan)