海外留学・海外研修 Study Abroad

食文化学科 ヨーロッパ研修

研修の特長

  • スペインの調理師養成施設バスク・クリナリー・センター(*四年制大学)にて、デモンストレーション付の実習に参加します。
  • ユネスコ無形文化遺産「地中海の食事」の代表都市ソリアを訪問。食育活動に関する講義をはじめ、調理師学校、食関連の研究所や工場等を訪ね、現地の方々との交流を深めます。
  • バスク地方にて、地域の名産品(チョコレート、生ハムなど)に関する博物館、星付きレストランを訪ねます。
  • 現地の食文化に詳しい教員・ガイドが随行。研修内容は、全て梅花オリジナルプランです。

研修でめざすこと

  • ユネスコ無形文化遺産に登録されている「地中海の食事」に関する講義・実習等を体験し、食育事情ついて学びます。
  • スペインの調理師養成学校や種々の星付きレストランで、最先端の調理法・盛り付け・テーブルサービスについての見聞を深めます。

期間(予定)

2月~3月(約10日間)

2020年 実施内容

初日 パリ・マドリッド経由で、スペイン・ソリアへ
第2日 ユネスコ無形文化遺産「地中海の食事」に関する講義受講
食品品質研究所や食育関連施設を見学し、調理師学校で実習・交流
第3日 ユネスコ無形文化遺産「地中海の食事」に関する講義受講
乳製品工場見学後、調理師学校で、オリーブオイル講習・交流
市内見学もあり
第4日 バイヨンヌのチョコレート博物館・生ハム博物館見学
有名ショコラティエめぐりを含む市内見学もあり
第5日 星付きレストランでランチ・研修
市内見学もあり
第6日 サンセバスチャンのバスク・クリナリー・センターで見学・実習
第7日 サンセバスチャンにて、バスクのバル文化・郷土菓子について考える散策
市内見学もあり
第8日 星付きレストランでランチ・研修
市内見学もあり
第9日 マドリッド・パリ経由で帰国の途へ
第10日 パリ出発
第11日 関西国際空港到着

対象

食文化学科

費用

約35万円(滞在費、渡航費、保険料含む)

海外研修座談会 海外研修座談会
食文化学科ではどのような海外研修をされているのですか?

東四柳先生:4年制大学ならではの学びをめざすため、現地での調理実習のみならず、バラエティ豊かな経験ができるよう、じっくりプログラムを練っています。基本的に旅行会社まかせにせず、学科の教員たちで行程を組み立てるため、訪問国の食文化について考える勉強会や調理実習にくわえ、ミシュランレストランでの食事や食の博物館の見学などと、内容も盛り沢山。2019年と2020年には、スペインとフランスの国境沿いのバスク地方を訪ねました。特に最近のスペイン料理は、世界中で最も注目される食文化のひとつ!直にその魅力にふれたことは、学生にとってもよい学びの機会になったのではと思っています。

確かに、スペインは「美食の国」というイメージがありますよね!今回はどんな行程でまわられたのですか?

東四柳先生:今回は、ソリア(スペイン)、バイヨンヌ(フランス)、サンセバスチャン(スペイン)の3都市をまわりました。なかでもソリアは、大変小さな街なのですが、ユネスコ無形文化遺産に登録された「地中海の食事」を守るために、とても素敵な食育活動をしているところなんです。理想的な食育のノウハウを学ぶ貴重な時間にもなりました!

Tさん:ソリアは気候もよくて、本当にいい街でした。どの訪問先も、私たちのことをとても歓迎してくれて、お祭りのように賑わっていました。テレビや新聞にも、私たちの訪問はしっかり紹介していただきました(笑)。

東四柳先生:その後は少し移動して、フランス南部のバイヨンヌに向かいました。ここはフランスでいち早くチョコレートを受け入れた街。チョコレートのミュージアムを訪れ、歴史や製造法について学びました。サンセバスチャンでは、食文化学科同様、調理師免許が取得できる四年制大学のバスククリナリ―センターで調理実習と交流会を心ゆくまで楽しみました。

本当にギュッと凝縮されたプログラムだったんですね!今回の研修で印象に残っているのはどのようなことでしょう?

Hさん:サンセバスチャンでバルめぐりをしたのが、印象に残っています。日本ではあまり見かけないピンチョス(=小さく切ったパンに少量の食べ物を乗せた軽食)に感動しました!ひとつひとつ、とても手が込んでいて芸術的でした!

東四柳先生:サンセバスチャンのバルは、どこも料理の質が高く、学生たちは目を輝かせて楽しんでいましたね。どのお店にも自慢のスペシャリテがあるんです!それを探すのも、研修の醍醐味だったはず。チャコリという微発砲の地物ワインとの相性も抜群で♪

Mさん:私は、バスククリナリ―センターでの調理実習が思い出深いです。現地の学生たちと一緒に調理をしたのですが、最初は言葉が通じず大変でした(笑)。メニューもイカスミのリゾット、カニのサラダ、キューブ型のフレンチトーストと、普段はあまり作らないものだったので新鮮でした!

東四柳先生:調理法も食材の扱い方も、日本とは異なる点がたくさんありましたね。また分量の感覚を養うために目分量で調味するコツを重視したり、スペイン発祥の食の演出法で、今や世界中のレストランで実践されているエスプーマや液体窒素を応用する料理なども授業で教えているそうです。食に対するホスピタリティー教育には、日本と通じるものがありました。

今回の研修で学んだことを教えてください!

Hさん:日本にはない斬新な発想を学ぶことができました。ミシュランガイド1つ星レストランのお料理は、本当に勉強になりました。美しい盛り付けはもちろん、食べる人を楽しませる仕掛けも素敵でした。

Tさん:食文化や調理についてはもちろんですが、テーブルマナーの勉強にもなりました。正式なお料理の給仕法から、正しいカトラリーの使い方まで、日本ではあまり考えることがなかったのですが、マナーとして覚えておくべきだなと改めて思いました。

東四柳先生:本当にそうですね。調理法のノウハウだけでなく、最先端の食の演出法や料理を楽しむうえでのルールを学べたことは、大きな成果でした。

Mさん:また行ける機会があれば、次はフランスで、料理や食文化について学んでみたいです!