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こども教育学科

花房 ナオミ

准教授

花房 ナオミ

ハナフサ ナオミ

担当科目
乳児保育Ⅰ / 乳児保育Ⅱ / 初年次セミナー / 保育実習指導Ⅰ(施設) / 保育実習指導Ⅰ(保育所) 
研究分野
乳児保育 / 乳幼児の生活と遊び / 乳幼児の文化財
私のチャレンジ
好奇心を失わないこと。
私のエレガンス
「誰かがやるだろう」と思うことを「気づいた自分がやる」こと。

乳児保育の歴史から、こどもの価値観の変容、乳幼児の文化財を学びます。また現代社会の抱える問題から保護者のおかれている状況がどのようなものか、そこから乳幼児の育ちに与える影響を学びます。また乳児期の手先の発達を考慮した赤ちゃんおもちゃを作製します。乳児期は人との信頼関係を築きながら言葉の獲得や生活習慣を習得していく大切な時期です。この授業を通して、保育者としての温かな心もち、柔軟な対応力を身につけてもらいたいです。
産まれたばかりの赤ちゃんは何もできないように見えますが、様々な機能を持って誕生し、生命を持続していくのに適した能力を持っています。生後しばらくたって消滅していく原始反射や、変化していく口の中の構造などは、まさに神秘そのもの。神の領域です。

私のイチオシ授業

乳児保育
赤ちゃん人形を使って疑似体験をしてみましょう。赤ちゃんは優しく触れられたり、見つめられたり、声を掛けてもらうのが大好きです。わらべうたを用いて赤ちゃんと遊んでみましょう。赤ちゃんに絵本を読んでみましょう。生まれたばかりの赤ちゃんはまだ視力がはっきりしておらずボンヤリとしか見えていません。赤ちゃんの発達の特性を知り赤ちゃん絵本の特徴を学びます。
赤ちゃん人形を使ってわらべうたを歌い、友達同士で絵本を読んでみると、人の声の心地よさや人の肌の暖かさを感じられます。本物の赤ちゃんに触れるように、丁寧に思いを込めて触れ合ってみましょう。
赤ちゃんはとても脆弱な存在です。一人では動くこともできず泣くことでしか自分の意思を伝えられません。周りにいる大人の保護で不快な思いを快い状態にしてもらいながら、人への信頼感を学び取っていきます。人を信じることの礎を築く、この乳児期に関わる保育者の人格はとても大切で、その役割はとても大きいです。授業を受ける中で保育者の使命を感じてほしいです。
学生と接するうえで、工夫している・気を付けているポイント
その人の持っている面白い部分を発見したいな、という思いで接しています。
学生との思い出で印象に残っていること・うれしかったこと
実習で感じ取ったことを話してくれる時、成長を感じ嬉しくなります。また実習訪問で伺った際、卒業生が先輩として働いている姿を見るのは感銘深いものです。
梅花女子大学の教員としての1番の醍醐味
実習前は少し不安気な表情の学生が、実習を重ねるたびにしっかりとした表情になっていくことが見える瞬間、誇らしい気持ちになります。
先生ご自身にとって、学生とはどのような存在ですか?
スマートフォンでYouTubeの見方を教えてくれたり、ダウンロードの仕方を教えてくれたりする娘のような存在。とても頼りにしています。
梅花女子大学でできる、学生にとってのチャレンジとは?
赤ちゃんのために布おもちゃをつくったり、乳児さんに向けたお話のパネルシアターをつくったりすることができます。

座右の銘

前途洋洋
時に後ろ向きになることもあるけれど、未来に向かって前向きに進んでいくイメージのこの言葉が好きです。特に若い人たちに贈りたいことばです。

プロフィール

保持資格 保育士資格、幼稚園教諭1種
こだわり 人との出会いや、その時々を精いっぱい楽しむこと。
自慢できること 2015年ボディフィットネスビキニで優勝、アジア大会に出場したことです。
趣味 筋トレ
特技 スパイスカレーと餃子つくりが得意です。最近は餃子の皮にも挑戦。
感銘を受けた作品 乃南アサさんの作品が好きです。
休日の過ごし方 ピクニック。天気が良ければ自然豊かなところに花や緑を見に行きます。
性格を一言で 時々天然さんと言われますが、いたってまじめな性格だと思っています。
チャームポイント おもしろがりなところです。

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