

教授
菅本 大二
スガモト ヒロツグ
- 担当科目
- 美しい日本語(書き方)/漢字の研究/国語科教育法Ⅰ・Ⅱ/中国文学研究特講(大学院)
- 研究分野
- 中国思想史/国語科教育(漢字・漢文)/焼きいもの糖度研究
- 私のエレガンス
- 黒板、ホワイトボードをきれいに消すこと。(僕の授業の後に同じ教室を使う先生や学生に不快感を感じさせないこと)
専門の研究分野は中国思想史と漢字・漢文教育。とくに漢字・漢文教育の分野では、長年にわたって、高校国語科の教科書編集に携わっています。授業でも「国語科教育法」を担当しています。講義形式の授業でも、漢字の歴史を講義する際には欠かせない甲骨文字の資料や青銅器、竹簡・木簡資料などを実際に見せながら、学生の知的好奇心を喚起させるように心がけています。焼き芋の糖度研究については、学内にあるサツマイモ畑で栽培したおいもを使って品種による糖度の違いなどを細々と行っています。

- 漢字がわかれば国語ができる。漢字嫌いの人を漢字好きにしてみせます。

- 国語科教育法
- この授業は、将来、中学校や高等学校の国語の先生をめざしている人のための授業です。教科書編集に長年携わっている経験を基に、国語の授業で、いかに教科書を十全に活用するか、国語の授業ではどのように生徒を楽しませることができるのか、受講生の若く新鮮な発想に担当者の経験に基づくアドバイスを絡めながら、楽しい国語科の授業づくりをめざしています。
- 学生と接するうえで、工夫している・気を付けているポイント
- 「思い遣り」。学生に限らず、相手の立場に「思い」を遣ること。細かいことで言えば、学生が板書を写しているときに、授業を進めないことなど。
- 学生との思い出で印象に残っていること・うれしかったこと
- 授業の感想で、あえて説明せずに喚起しようとしている「知的好奇心」という言葉を、学生が自発的に「先生の授業で、知的好奇心の素晴らしさに気付きました」と書いてくれること。3年に1人ぐらいの割合で書いてくれます。今も研究室に貼っています。
- 梅花女子大学の教員としての1番の醍醐味
- 少人数の授業が多いので、大規模校と違って学生との距離が近く、信頼関係が築きやすいことでしょうか。
- 梅花女子大学でできる、学生にとってのチャレンジとは?
- 僕と一緒にいれば、知的好奇心をどれだけ持てるか?というチャレンジができます。

- 一生、一所懸命
- 梅花女子大学に来たばかりの頃、ある先生に「菅本さんはいつも一所懸命な人ね」と言われたことがうれしかったので、自分で作ったことばです。

保持資格 |
中学校・高等学校 教員免許(国語) |
趣味 |
熱中していること:妄想、サツマイモ、我が子との会話、きれいな板書
趣味:文房具 |
特技 |
人をまきこむこと |
自慢できること |
強いて言えば「逆転の発想力」 |
こだわり |
一所懸命であること。筆圧をかけずに板書すること |
感銘を受けた作品 |
書物:史記
映画:ニューシネマパラダイス |
尊敬する人 |
司馬遷と吉田松陰 |
性格を一言で |
「濃い」 |
チャームポイント |
病弱なところ |
休日の過ごし方 |
ひたすら体を休めること |