文化表現学部 舞台芸術表現学科 文化表現学部 舞台芸術表現学科

チャレンジ&エレガンス
挑戦心と品性を磨き、
夢の『舞台人』へ

2016年4月にスタートした梅花歌劇団「劇団この花」。舞台と学問が融合した劇団として、一流の講師陣による指導により、全国的にも類をみない形で質の高い学びと公演を行ってきました。また、日本を代表する演出・振付家謝珠栄教授が芸術監督として、女性をテーマとしたオリジナルミュージカルシリーズを発表してきました。この実績と情報メディア学科におけるパフォーマンス専攻での実践的学びをさらに体系化・発展させ、2026年4月に待望の新学科「舞台芸術表現学科(仮称・認可申請中)※」を設置いたします。
※計画は予定であり、名称・内容等については変更する可能性があります。

カリキュラムのポイント

国内大学初!
2年次に全員が舞台の本場ロンドンで研修

世界的に有名な演劇の中心地であり、多くの劇場で演劇やミュージカルが日夜上演されているロンドン。この地にある名門演劇学校MOUNTVIEWで研修を行うのは、国内初。授業(ワークショップ)に加え、ミュージカル「レ・ミゼラブル」や「オペラ座の怪人」などロングラン公演が行われるウェスト・エンド地区での観劇も行います。旅費は学費に含まれているため、追加の負担はありません。

[ MOUNTVIEW Academy of Theatre Arts ]について

1945年に設立された、歴史ある演劇学校。
演技(Acting)や舞台制作・舞台芸術(Production Arts and Theatre Creative Practices)など舞台芸術のあらゆる側面を学べる。「実践重視」の教育方針を掲げており、卒業後すぐに業界で通用するスキルと経験を得ることができるほか、世界中から集まる学生や講師陣との交流を通じて、国際的な感覚や多様な表現力を身につけることができる。

スケジュール
  • ロンドン市内の文化・歴史・演劇などのフィールドワーク
  • クラス分けオーディション「芝居」「歌」「ダンス」「制作」「舞台技術」など
  • クラス別カリキュラムで総合的に学ぶ
  • 授業で学んだことをパフォーマンスとして発表
  • ロンドン ウェスト・エンドにある劇場での観劇
  • ドルリー・レーン劇場バックヤードツアー など

アーティスト
本物の「舞台」で学ぶ実習

2016年4月にスタートした梅花歌劇団「劇団この花」。舞台と学問が融合した劇団として全国的にも類をみない形で質の高い公演を行ってきました。この実績をもとに、学内施設「澤山記念ホール」で実践的な演習の機会やイベント出演の機会を豊富に設けます。

クリエイター
舞台制作や企画も学べる

すぐれた演劇は、企画や演出、制作など、“舞台”を支える人たちの活躍があってこそ。「舞台制作・企画実務」「脚本・演出基礎」「パフォーミングアーツ概論」などの授業を通じ、現場で活躍できるクリエイターの育成をめざします。

ユニークなカリキュラムがあなたを待っています



ミュージカル入門 モダンドラマ論 パフォーミングアーツ概論
舞台制作・企画実務 エンターテインメントキャリア論 脚本・演出基礎


メディカルヨガ 美容整体&ボディデザイン
美と健康の薬膳学 メイクアップ理論

梅花ならでは 副専攻科目と組み合わせ心身ともに健康な表現者に

梅花女子大学ならではの学び・副専攻科目では「メディカルヨガ」や「メディカルピラティス」「心身を整えるセルフケア」などがあり、これらを主専攻科目と組み合わせることで、セルフコントロールやボディコントロールなど表現者に必要な資格の取得ができます!

  • アート思考を通じて舞台芸術の未来を担い、発信していく意欲を持つ人
  • 身体と言葉を使って自分自身を創造的に表現できる人
  • デザイン思考を通して社会との協調関係を築き、課題解決に向き合える人
  • “人間的コミュニケーション”の力を持つ人
  • これからの時代の女性としての多様な生き方を社会に向けて発信できる人
の育成をめざします。

オープンキャンパスでミュージカル、芝居、ダンス、歌唱のミニ授業を開催しています。
個別相談ブースも設置。お気軽にお問合せ、ご相談いただけます。

ミニ授業に参加された高校生は担当講師より授業終了後にプチアドバイスが受けられます。

日程 授業内容 担当講師  
3/23(日) 歌って踊ろう!ミュージカル 「ウィキッド」より 芦澤 瑞貴先生 終了しました
4/27(日) ミュージカルのためのダンス表現 「ライオンキング」より 蔡 暁強先生 終了しました
5/6(火・振) 伝えることから芝居へ 岡部 尚子先生 終了しました
5/25(日) コンテンポラリーダンスを楽しむ 黒木 かほ先生 終了しました
6/8(日) 歌って踊ろう!ミュージカル「リトルマーメイド」より 芦澤 瑞貴先生 終了しました
6/22(日) 自分の未知の呼吸を知って歌う ミュージカル「ウィキッド」より 鈴木 あゆこ先生 終了しました
7/6(日) コンテンポラリーダンスを楽しむ 黒木 かほ先生 終了しました
7/20(日) 想像することから芝居へ 岡部 尚子先生 終了しました
8/10(日) 言葉の音を歌う ミュージカル「ウィキッド」より 鈴木 あゆこ先生 終了しました
8/31(日) ミュージカルのためのダンス表現 「ラ・ラ・ランド」 蔡 暁強先生 お申込み受付中
11/16(日) 歌って踊ろう!ミュージカル「ヘアスプレー」より 芦澤 瑞貴先生 受付開始までお待ちください
12/20(土) コンテンポラリーダンスを楽しむ 黒木 かほ先生 受付開始までお待ちください

参加ご希望はオープンキャンパス参加申し込みとミニ授業のお申し込みの両方必要です

オープンキャンパス・ミニ授業
お申込み

一流の講師陣

演出・脚本・振付家
謝 珠栄(シャ タマエ)

兵庫県出身。宝塚歌劇団に、首席入団。退団後、ニューヨークへ留学。帰国後、井上ひさし、野田秀樹等の小劇場作品で振付を始め、宝塚歌劇団、劇団四季、東宝等の作品、映画、TVと活躍の幅を広めていき、"演劇的な踊り"と高く評価される。1987年TSミュージカルファンデーションを設立。以後演出、振付、企画でオリジナル作品を作り続ける。第43回芸術選奨文部大臣新人賞、第16回読売演劇大賞優秀スタッフ賞、第31回松尾芸能賞ほか多数の受賞歴を持つ。宝塚歌劇団「眩耀の谷」からは、脚本、演出、振付、作詞の1人4役をこなす。2025年読売演劇大賞選考委員を務める。2016年より梅花女子大学教授、梅花歌劇団「劇団この花」芸術監督。

演出家
熊林 弘高(クマバヤシ ヒロタカ)

2010年、東京芸術劇場にて上演したジャン・コクトー作『おそるべき親たち』の演出で圧倒的な評価を受け、毎日芸術賞千田是也賞を受賞(作品は、文化庁芸術祭演劇部門大賞を受賞)。近年の演出作品にアントン・チェーホフ作「かもめ」三島由紀夫作「班女」(共に授業で取り上げる予定)マシュー・ロペス作「インヘリタンス-継承-」がある。2025年5月から東京(日比谷シアタークリエ)・大阪(梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)・福岡(福岡市民ホール)で上演される「陽気な幽霊」を演出。

舞踏家・アクロバット
蔡 暁強(サイ シャオチャン)

中国湖北省出身。幼少期よりダンスを学び、1991年武漢市芸術学校入学。1994年、中国社交ダンス全国大会ジュニアラテン部門第1位を受賞。2000年、劇団四季に入団。「ミュージカル李香蘭」「キャッツ」(ミストフェリーズ役で1100回以上出演)「ソング&ダンス2」「マンマ・ミーア!」等に出演。2006年劇団四季退団後、2014年JAYED‘ED×S.A.D ART SHOW「LOVE UPDATE」総合演出、振付。2016年レジェンド東京「東京芸術劇場審査員賞」。2018年から日本オリンピック委員会強化スタッフ(コーチングスタッフ)に選出。ジャズダンスからコンテンポラリーダンス、ミュージカル、総合演出や振付と、幅広いフィールドで活躍中。

舞台芸術とあゆみを進めてきた梅花女子大学
−伝統と進化

現代は女性の社会進出・躍進が必須となり、先行き不透明な時代に入り「アート思考」「デザイン思考」など新しい価値を生みだし、表現できる力が経営にも必要不可欠となっています。梅花の創立時からの理念を実践し、総合芸術を基盤とする<洗練された感性><確かな技術・知識><豊かな表現力>を持つ自立した人間力の高い女性を育成します。

表現力を身につけ舞台へ、
社会へ

恵まれた環境。
改めてその幸せを感じました。

在学中に「劇団この花」で活躍しながら、歯科衛生士の資格を取得。現在は東京の歯科医院で働きながら、プロダクション事務所「SUNBEAM」に所属、帝国劇場ミュージカル「レ・ミゼラブル」「王様と私」などに出演しています。「授業を受けながら舞台に必要な力を一流の先生方から学び磨けたことは恵まれ、幸せな時間でした」
企業からの期待の声

AI時代の中、自分の言葉で表現できる人材が欲しい

AI時代の中、新商品をどういった言葉で表現し、どうPRしていくか。日々頭を悩ます中、そうした表現力を「学問」として体得した方は「喉から手が出るほど欲しい」というのが本音。新学科は、企業という“舞台”でも活躍できる人材を育てるのではないか、と期待しています。

大手飲料メーカー広報部長