▼ 典拠 :

Martin Redeker, Schleiermacher, 1968

Kantzenbach, Schleiermacher, rororo, 1969

H.-J. Birkner, Schleiermacher,in: Gestalten der Kirchengeschichte, Bd.9,S .87-115,1985

H. Fischer, Schleiermacher, Beck, 2001

他を参照。


▼シュライアマハー略年表 :

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1727.05.05
　　オーバーカッセル(Oberkassel)で父、ゴットリープ・アドルフ・シュライアマハー
　　(Gottlieb Adolph Schleiermacher, -1794)誕生
1736.07.27
　　母カタリナ・マリア・シュトゥーベンラウフ(Katharina Maria, geb. Stubenrauch, -1807)誕生
　　（父と祖父は改革派の宮廷牧師）
1738
　　叔父で代父となるザミュエル・シュトゥーベンラウフ(Samuel Ernst Timotheus Stubenrauch, -1807)誕生
1764
　　父、母マリアと結婚
1765
　　姉シャルロッテ(Chalrotte)誕生
1768.11.27
　　ブレスラウにてフリードリヒ・ダニエル・エルンスト・シュライアマハー(Friedrich Daniel Ernst Schleiermacher)誕生。
　　父はフリードリヒ大王の（改革派）軍隊付牧師（幼少時をブレスラウ、プレス、アンハルトで過ごす）
1768.11.27
　　ブレスラウのホーフキルヒェで受洗。
　　代父は祖父ダニエル、母の弟のザミュエル・シュトゥーベンラウフ、呼び名フリードリヒはフリードリヒ大王から
1783-85
　　ニースキー（ゲルリッツ近郊）にあるヘルンフート兄弟団の学校で寄宿舎生活(Pädagogium der Herrnhuter in Niesky bei Görlitz)
1783.11.17
　　母死去
1785-87
　　バルビーにあるヘルンフート兄弟団の教師養成学校で寄宿舎生活(Seminar in Barby an der Elbe)
1787
　　シュライアマハーの希望により、春から代父シュトゥーベンラウフのハレの家に寄宿
　　（シュトゥーベンラウフは当時ハレの改革派ギムナジウムの校長(Rektor)。
　　　この職務を通してFriedrichs-Universität zu Halleでも講義を担当した）
1787-89
　　1787年夏学期から1788/89年冬学期まで、ハレ大学神学部で学習
　　（神学を主に、S.ムァジンナ(Mursinnna)、A.H.ニーマイヤー(Niemeyer)に、哲学をJ.A.エーバハルト(Eberhard)に学ぶ）
1789
　　エーバハルト、Pholosophisches Magazinでカントの認識批判に論争をしかける
1789.05.26
　　シュライアマハー、ドロッセン(Drossen)の教会に赴任した叔父シュトゥーベンラウフの家に到着
1790.05
　　ベルリンで第一神学試験に合格1790-93F.S.G.ザック(Sack)の斡旋で東プロイセン、シュロビッテン(Schlobitten)にあるドーナ(Dohna)伯爵家の城館で家庭教師
1790.10.22
　　シュロビッテンに到着（当初は長男ヴィルヘルム(Wilhelm zu Dohna)のケーニヒスベルクでの勉学に伴う予定であったが、城館に留まり年少の子どもの家庭教師となる）
1793.05
　　当主アレクサンダー(Alexander zu Dohna)との意見の違いにより、シュロビッテンを離れる
1793.06.17
　　ドロッセンの叔父の家に戻る
1793.08
　　ベルリンで職探し
1793.09.24
　　ベルリンに転居
1794
　　春、ベルリンで第二神学試験。牧師に任職。ランツベルク(Landsberg)で副牧師
1794.09.02
　　父死去（父母の元を離れ、ニースキーに移って以来父母と見えることはなかった）
1796-1802
　　ベルリンのシャリテ付き牧師（初期ロマン派と親交、とりわけヘンリエッテ・ヘルツ(Henriette Herz)、フリードリヒ・シュレーゲル(Friedrich Schlegel)と親しくなる）
1796.09.18
　　シャリテで就任説教
1797
　　クリスマスからシュレーゲルと共同生活（-1798年）
1798
　　8月以来『宗教論』に取り組む
1799
　　『宗教論』、『ルチンデ書簡』刊行
1800
　　『独白録』刊行
1802-04
　　ポンメルンのシュトルプ(Stolp)で宮廷牧師職（しかし宮廷はなかった）
1803
　　『従来の道徳学説批判の綱要』刊行
1804
　　プラトンの著作のドイツ語訳を刊行し始める（Bd. I/1）
1804
　　ヴュルツブルク(Würzburg)大学から招聘を受ける
1804-10
　　ハレ大学神学部教授、大学付牧師
1805
　　プラトンの著作のドイツ語訳（Bd. I/2; II/1）
1806
　　『降誕祭』、『宗教論』第二版刊行1807プラトンの著作のドイツ語訳（Bd. II/2）
1807-
　　ベルリンで過ごす（-1834）
1808
　　『ドイツ的意味での大学について──折々の思惟──』刊行
1808
　　『説教集』（第二集）刊行
1809.05
　　ベルリンの三位一体教会(Dreifaltigkeitskirche)の牧師に招聘される
1809.05.18
　　ヘンリエッテ・フォン・ヴィリッヒ(Henriette von Willich, geb. von Mühlenfels)と結婚
1809
　　プラトンの著作のドイツ語訳（Bd. II/3）
1810
　　新たに設立されたフリードリヒ・ヴィルヘルム大学神学部教授、神学部初代学部長）
1810
　　エリザベート(Elizabeth)誕生
1811
　　『神学通論』刊行
1811
　　ベルリン王立学術アカデミー会員(Königliche Akademie der Wissenschaften zu Berlin)
1812
　　ゲルトルート誕生
1813
　　プロイセン通信(Preussische Correspondenten)の編集
1814
　　『説教集』（第三集）刊行
1815
　　ベルリン大学学長(Rektor)
1817
　　ヒルデガルド誕生
1819
　　ヘーゲルとの間で政治上の見解に相違
1820
　　ナタナエル誕生
1820
　　『説教集』（第四集）刊行
1821
　　『宗教論』第三版刊行
1821/22
　　『キリスト教信仰』刊行
1826
　　『説教集』（第五集）刊行
1828
　　プラトンの著作のドイツ語訳（Bd. III-1)
1828
　　英国旅行
1829
　　『キリスト教信仰』に関する二つの「リュッケへの回覧（公開）書簡」
1829
　　ナタナエル死去（シュライアマハーは墓前礼拝で説教）
1830/31
　　『キリスト教信仰』第二版刊行
1831
　　『説教集』（第六集）刊行
1831
　　『宗教論』第四版刊行
1833
　　スウェーデン、ノルウェー、デンマーク旅行
1833
　　『説教集』（第七集）刊行
1834.02.02
　　最後の説教をする
1834.02.06
　　最後の講義をする
1834.02.12
　　シュライアマハー死去（三位一体教会墓地に埋葬される）