「えほんでピクニック2009 13人の創作絵本展」
8月21日から始まっていたこの展覧会の最終日は明日、8月26日です。
MAG南森町アートギャラリーで行われています。
〒530-0044 大阪市北区東天満2-10-16
地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」駅、JR東西線「大阪天満宮」駅下車 3号出入口から徒歩1分
卒業生の仙田まどかさんの作品も展示されています。
仙田さんは、「コートダジュールの虫歯」で第23回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本の部優秀賞受賞されました。
是非、ご覧になって下さい。

「えほんでピクニック2009 13人の創作絵本展」
8月21日から始まっていたこの展覧会の最終日は明日、8月26日です。
MAG南森町アートギャラリーで行われています。
〒530-0044 大阪市北区東天満2-10-16
地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」駅、JR東西線「大阪天満宮」駅下車 3号出入口から徒歩1分
卒業生の仙田まどかさんの作品も展示されています。
仙田さんは、「コートダジュールの虫歯」で第23回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本の部優秀賞受賞されました。
是非、ご覧になって下さい。
『フランスの子ども絵本史』が刊行されました!!
児童文学科でフランス語圏の外国児童文学をはじめ、いろいろな授業でお教えいただいてきた石澤小枝子先生、現在もご指導いただいている高岡厚子先生、研究のお仲間で大阪大学で教えておられる竹田順子先生、梅花女子大学大学院でカストールの絵本について修士論文を書かれた中川亜沙美氏の4名の共著です。
この2月に大阪大学出版会から刊行された、美しい本です。
絵本学会初代会長で立教大学名誉教授の吉田新一先生の推薦の言葉に、「本書は日本で最初の、フランスにもない画期的なフランス絵本史です。」とあります。
全ページカラーで、視覚的なすばらしさと共に、構成も、解説の内容も実に興味深い、新鮮な驚きに満ちた研究書です。
第1章 絵本のあけぼの
第2章 宮廷・貴族の子どもたちの文学と挿絵
第3章 子どものための初期の雑誌
第4章 子どもの本の開花期 -大出版社の登場-
第5章 子どものための作家・挿絵画家の登場
第6章 絵本の黄金時代
第7章 子どもの絵本に見る日本
この目次を見ただけでもわくわくしてきます。
個人的には、第7章が興味津々です。幕末・明治の日本の出版文化、浮世絵技術がフランスを刺激し、そこに新たな出版物が生まれていることが、具体的に示されていて、とてもおもしろいのです。
これまでに梅花女子大学の生涯学習の公開講座や図書館の展示やその講演会で、これらのご研究の一端が紹介されてきました。また、その研究の中から選ばれた貴重な書籍などの資料が梅花の図書館に収められていると聞いています。
4人の研究者の長い年月をかけたお仕事の成果であると共に、梅花の持つ有形無形の貴重な財産をご紹介くださっている意味も込められているこの著書の刊行を、心よりお祝いしたいと思います。
表紙や扉などにはフランスの挿絵画家ジャクリーヌ・デュエーム氏の作品が配されています。この本のために描いてくださったものもあるそうです。この本の出版を喜んでいるかのような、明るく軽やかな絵が、この本の世界のすばらしさを伝えてくれます。
一人でも多くの方々がこの本をご覧になるように願っています。
また、全国の図書館がこの本を備えてくださり、この本を通してフランスの絵本を知り、フランスと日本のつながりに関心を持たれるようにと、お薦めいたします。
試行錯誤で始まったあいあいひろばの絵本の日。
0~3歳の子どもたちとお母さんたち。
何を楽しんでくれるか、ネタ探し。
その中で発見したこと。
赤ちゃんは、言葉を発していなくても、全身で絶えずしゃべっているということ。
実に雄弁です。
9月のプログラムをご紹介します。
あいあい広場 絵本の日
2008年9月9日(火)11:00~12:00
みなさん、げんきですか? は-い!
1.紙芝居「は-い!」
間所ひさこ:脚本 山本祐司:絵 童心社 2006年刊
★大きな声で返事をしましょう。
2.絵本『だれか いますか』こどものとも012
たかどのほうこ:ぶん 夏目ちさ:え 福音館書店 2002年刊
★だれがでてくるでしょう。
3.絵本『にらめっこしましょ』こどものとも012
長新太:さく 福音館書店 2003年刊
★おかあさんとにらめっこしましょう。
4.紙芝居「おおきく おおきく おおきくなあれ」
まついのりこ:脚本・画 童心社 1983年初版
★大きな声で言ってみましょう。
5.絵本『おててがでたよ』福音館あかちゃんの絵本 くつくつあるけのほん2
林明子:さく 福音館書店 1986年初版
★おてて、あたま、おかお、あんよはどこかな。
6.絵本『おかあさんのて』梅花女子大学学生制作絵本
はせがわよしみ:さく 2007年度卒業制作
★おかあさんのてはまほうのてですよ。
7.絵本『にんじん』
せなけいこ:さく・え 福音館書店 1969年初版
★にんじんのすきなこはだれでしょう。
8.絵本『はっぱのなかで みいつけた』こどものとも012
ひろのたかこ:さく 福音館書店 2005年刊
★なにがかくれているのかな。
9.おはなし「だいこんさん、にんじんさん、ごぼうさん」
★だいこんさんとにんじんさんとごぼうさんが、おふろやさんにいきました。
※絵本の紹介
『くまさん おでかけ』なかがわりえこ:ぶん なかがわそうや:え
こどものとも 年少版 福音館書店 2007年刊
『もりもりくまさん』長野ヒデ子:作 スズキコージ:絵
こどものくに たんぽぽ版 鈴木出版 2008年刊
梅花ブログで、TOMさんが、児童文学科の学生たちによる「おはなし便」の活動を報告しています。
絵本の読み語りをしている学外の活動です。
また、藤井奈津子先生が、梅花幼稚園で行われている「こうめ文庫」の活動の報告をしています。
どちらも貴重な報告だと思っています。
これらの熱心な活動に刺激を受けて、昨年8月から、月1回「あいあいひろば」に行かせてもらっています。
「あいあいひろば」は子育て支援活動をされているところです。
ここで、「絵本の日」という0~3歳のお子さんとお母様・お父様に対する絵本の読み語りの活動が行われています。
ご縁があって、院生の人たちがこの「絵本の日」に絵本の読み語りに何回か行ってくれました。
その中で、たまたまピンチヒッターとして私が伺ったのがきっかけでした。
私自身の子育てをしていた記憶がよみがえり、伺う度にいろいろな発見が多くあります。
学生たちの読み語りの活動についても、今まで以上に身近に感じています。
そして、自分が体験してみて、何よりも学生の持つ感性に刺激を受けています。
恥ずかしながら、実践報告として、プログラムを紹介していきたいと思います。
お気づきの点を教えていただければ幸いです。
今回は、昨年8月のプログラムです。
学生作品から
あいあい広場 絵本の日
2008年8月20日(水)11:00~12:00
梅花女子大学 加藤康子
こんなプログラムで楽しめるかしら
1.絵本
①『おつむ てんてん』
(「こどものとも0.1.2.」ふくちのぶお・さく 福音館書店 2005年刊)
★「こんにちは」って言ってみましょう!
②『ぽんぽんポコポコ』
(「はじめての絵本たてむ」長谷川義史・さく 金の星社 2007年刊)
★リズムよく、からだを動かしてみましょう!
③『だっこ だっこ ねえ だっこ』
(「長新太のねえねえ・えほん」長新太・さく ポプラ社 2005年刊)
★おかあさんといっしょ。だっこしてもらいましょう!
④『おかあさんとこども』
(「じぶんでひらく絵本」H.A.レイ・さく 石竹光江訳 ミセス編集部・文化出版局 1956年英語版刊 1970年日本語版刊)
★おかあさんといっしょに、おはなしをききましょう!
2.紙芝居
「ばけばけ~どん!」
(谷地元雄一・脚本 夏目尚吾・絵 童心社 2004年刊)
★きつねのコンちゃんは、なににばけるでしょう?
3.すごろく
①すごろくをつくります。
②おおきなサイコロをつかって、あそびます。
★おかあさんといっしょにすごろくあそびをしましょう。
4.もし、まだ時間があったら
★おかあさんといっしょに、おはなしをききましょう!
①『りんご』
(「母と子のえほん」松野正子・ぶん 鎌田暢子・え 童心社 1984年刊)
②『はらぺこ あおむし』
(エリック=カール・さく もり ひさし・訳 偕成社 1969年英語版刊 1976年日本語版刊)
②『ちいさなねこ』
(「こどものとも傑作集」石井桃子・さく 横内襄・え 1963年こどものとも発行 1967年こどものとも傑作集発行)
公開講座のお知らせです。
「公開講座フェスタ2008」で、鵜野祐介先生が講演されます。
11月7日(金)15:30~17:00 大阪府立文化情報センター さいかくホール
演題 〈あやしい〉わらべ唄に魅かれる 子どものコスモロジー(内なる宇宙)
内容 7世紀の童謡(わざうた)「岩の上の」、鎌倉期の「六地蔵」、江戸期の「かごめかごめ」、そして「サザエさん」主題歌の替え歌にいたる日本のわらべ唄を通して、〈あやしさ〉に魅かれる子どものコスモロジーを探っていきます。
受講には申し込みはがきでの予約が必要。はがき付きのパンフは生涯学習センターなどにあります。
受講料は、500円。
問い合わせは、大坂府立文化情報センター 06-4790-8511
昨日は、セミナー第二日目。
南九州大学客員教授、矢口裕康先生がお話くださいました。
昔話を聞いて育ち、体で覚えた語り部はほとんどいらっしゃらなくなりました。
でも、生に人と人が交流することの大切さを考えたとき、書き留められたものを勉強して覚えて語ることも重要です。
それを絵本や紙芝居を使って伝えることも意義があります。
そのとき、どのような思いで、どのように伝えるのか。ご自分の経験やこれまで育ててこられた学生との交流を踏まえながら、具体的に熱く語っていただきました。
最後は、先生が持ってこられた絵本や紙芝居を梅花女子大学の学生4人が実習しました。その場で与えられた作品でしたが、「四者四様」と先生がおっしゃったように、それぞれの個性が会場に伝わり、味わいがありました。
「自分のことばで語る」「迷ったときはやってみる」などお話の中のことばが心に残りました。
昨日は、セミナー「子どもたちに物語を楽しむ心を伝える」の第一日目。
松野正子先生をお呼びして、「絵本の世界の楽しさを子どもたちに伝える」をいたしました。30名ほどの方々が熱心に3時間のセミナーに取り組まれました。休み時間も取らず、45分ほど延長して、先生のお話と梅花女子大学児童文学科の学生がモデルになっての実習をしました。
先生は、聞き手の子どもと読み手のおとなが寄り添って、絵本の世界を共に楽しむことの大切さ、そしてそれを実現するための心得を具体的に話してくださいました。お話の区切れ目には、絵本を読んでくださり、その世界に皆さんで遊びました。楽しい時間でした。
学生たちは、定評のある絵本のリストから選んだ絵本を練習してきて、皆さんの前で読み聞かせました。その本を楽しんでいる気持ち、一生懸命な様子が伝わってきました。松野先生からも会場に来ている学生や現場の経験者の皆さんからもコメントをいただき、とても良い経験になったのではないでしょうか。
私は、北摂の子どもの本に関心の高い方々が、これまで子どもたちに絵本やお話の世界を伝えてこられたその実績を、若くて関心のある方々に伝えるにはどうしたらいいのかと思ってきました。いろいろな方法はあるのでしょうが、大学やその関係の場が、一つのお役に立つのではないだろうかと考えました。
今回は、国立民族学博物館の小長谷有紀先生のご協力を得て、このセミナーを開くことができ、いろいろな立場の方々が松野先生のお話に集まって、世代間の交流が少しできたことを嬉しく思っています。
モデルの学生たちは、この趣旨を理解して手を挙げてくれた人たちです。絵本を子どもたちに読んで上げたいと願っている人たちです。その懸命さを認めて、共に学んでくださった方々に感謝します。
今日は、第二回目。「子どもたちへの昔話の語り部になる」のセミナーです。どうぞ是非ご参加ください。
卒業生はあちこちで活躍していますが、大学へ来てその力を貸して下さっている方々も少なくありません。そのお一人に、現在、学科の同窓会の会長をして下さっている氷室真理子さんがいらっしゃいます。同窓会だけでなく、児童文学会、児童文学・絵本センターなどについてもいろいろと力を貸して下さっています。
その上、絵本を制作している人々へのさまざまな支援活動を仕事としてやっていらっしゃるのです。頼もしい先輩です。その氷室さんから下記のチラシをお預かりしました。
絵本作家のみやざきひろかずさんをお招きして絵本講演会「私の絵本創作について」を開催するというお知らせです。この企画は「絵本こどもネット」が主催で、協力は「絵本講座アミーニ」がしているのですが、そのと゜ちらにも関わっておられ、氷室さんの企画なのです。及ばずながら「梅花女子大学 児童文学・絵本センター」も協力しています。「子どもゆめ基金」の助成を受けてのこの企画、関心のある方は是非、下記のチラシをご覧になって、ご参加ください。
先月末、27日、28日に、子どもの本フェスティバルinおおさかが開かれ、児童文学科の学生が、絵本の読み語りの活動に参加しました。私は、27日に参加し、学生の活躍ぶりを見ることができました。一昨年からの3回目の参加で、慣れてきたこともあって、学生の計画も技術も上がってきていると感じました。今年初めて参加する人も、先輩たちを見、次第にとけ込んでいきました。今年は、「楽しいおはなしルーム」だけでなく、広いフロアーの一角の会場でもおはなしの会を開き、多くの人々にその活動を見ていただくことができました。
学生たちが絵本を読み、おはなしをし、手遊びをするのに、どんどん引きつけられていく子どもたちやそのご家族の様子に、私は喜びと力をいただくことができました。きっと参加した学生たちも手応えを感じていたことでしょう。
楽しいおはなしルームです。手遊びをしながらおはなし会を始めます。だんだん子どもたちが集中していきます。
さて、いよいよ絵本を読みます。地声で読んでいくと、引き込まれていきます。
おはなし会以外にも、個々に絵本を読みます。若いお父様、お母様に連れられた小さな子どもたちが絵本を楽しみます。
「子どもの本フェスティバルinおおさか」は大きな会場で、さまざまなイベントが用意されています。メイン会場では多くの出版社がたくさんの絵本や児童書を出品しました。これだけの子どもの本をいっぺんに見比べられる機会はそうないと思います。
どんどん人が増えてきました。この会場の奥で学生が読み語りをしているんですよ。
たくさんの人々が行き交う中で、地声で絵本を読むという素朴な活動が、こんなに子どもたちやそのご家族を引きつけることに、改めて子どもの本、絵本の力を感じました。
この絵本は、おなじことばが繰り返されながら、だんだん文章が長くなってきます。よく練習してきた学生が見事に読むと、子どもたちは、だんだん前進してきます。
「おおきなかぶ」の絵本を劇と共に楽しみます。外国児童文学講義(ロシア語圏)のT先生から衣装をお借りしたとのこと。普段の児童文学の勉強がさまざまに活かされています。児童文学科の学生の中に培われている総合的な力を頼もしく思います。
子どもたちも参加して、おおきなかぶはいつ抜けるかな。幼稚園や保育園、小学校でも行っているというおはなしの楽しみ方ですが、子どもの本が大好きで、勉強している学生たちは、自ら工夫して、本当に楽しんでいます。その雰囲気に初めて出会った子どもたちもおはなしの世界にいざなわれます。
お母様の横できちんと正座して話を聞く後ろ姿に、子どもと絵本のふしぎな関係を改めて感じました。この楽しさに学生ははまっているのだと思います。
昨日に続き、牛天神の紹介をします。いよいよ貧乏神を祀った太田神社が出てきます。
太田神社の小さなお社の正面です。
太田神社の説明です。太田神社は、芸能の神・天鈿女命と武の神・猿田彦命を祀っています。人々の信仰が深く、関東大震災までは、祭りの日には未明から深夜まで参拝の人々でにぎわっていたそうです。芸能人の参拝も多かったといいます。この神社はもとは貧乏神の黒闇天女(弁財天の姉)を祀っていたそうですが、江戸時代に、この近くに住んでいた貧乏旗本の窮状を救ったことで、福の神として庶民の信仰を集めるようになったという伝説が残っていると説明されています。
太田神社に近づいてみました。高木神社も合祀されています。
牛天神への階段を、牛天神から見下ろしてみました。近くの文京区立第三中学校の卒業生の話では、この階段を駆け上がるのは運動部の練習の一つだったようです。
いろいろな願いが込められた絵馬がかけられています。
おみくじを結んでいるところですが、牛の形になっています。
牛天神の近くには、樋口一葉も通った中島歌子の塾がありました。その中島歌子の歌碑も牛天神にあります。「雪中竹 ゆきのうちに根ざしかためて若竹の生ひ出むとしの光をぞ思ふ」という歌が刻まれています。
牛天神の階段を下から見上げると、かなり急です。
牛天神の入り口です。
牛天神の前の道には、こんな道標が埋められています。「萩の舎」は中島歌子の塾です。
牛天神の外は車の行き交う町中。向こうに見えるのは東京ドームホテルです。牛天神は別空間でした。
牛天神のお守りと太田神社のお札もいただいたのですが、写真でお示しするのは遠慮させていただきます。牛の絵が付いた薄い紅色のお守りと天鈿女命のご真影のお札で、有り難いものでした。