さて、赤本の続きです。
今回の作品の中に詩を集めたものがありました。Iさんの『カッパのぱー子 詩園 トロイメライ』です。
作者自身の詩を並べながら、岡竹茂氏のカッパの絵を組み合わされている作品です。たとえば、書名にもなっている「トロイメライ」という詩があります。引っ越ししていった友だちへの独り言。ちょっとほろ苦い誰にでもある味が、関西弁でつづられています。
Iさんは、赤本の制作ができるとわかって、とても嬉しかったそうです。自分の世界を赤本の形式で作ることを楽しんだのだそうです。Iさんは、地域活動や文庫活動をしながら、丁寧に児童文学をめぐる勉強を続けておられる社会人です。今は大学院で絵本の研究をされています。その中でみずみずしい感性を一つの作品にまとめられました。
表紙
3丁裏・4丁表(今の6・7ページ)


