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日本語日本文学専攻(修士課程)

日本語・日本文学・文化を探究するために日本文学や日本語学の高度な学問的知識を修得します。

研究分野は日本文学と日本語学に大きく分かれ、日本文学ではさらに古典文学と近現代文学に分かれます。論文を発表する場としては、院生と院修了者のための雑誌『梅花日文論叢』を刊行(年刊)。研究を継続する志がある学生は、他大学(神戸大、関西学院大、関西大など)の博士後期課程に進学して研究者としての能力を高めています。

専攻主任 米川 明彦

本学の専任教員の専攻を見ると、日本語学2人、日本文学5人(古代・近世・近代・現代)、中国思想1人とバランスよくそろっており、さまざまな領域をカバーできるのではと思っています。

目標

日本文化の中枢を担う日本語と日本文学に関わる学術の根本的及び先駆的な教授・研究の推進を通して、広い視野に立つ精細な学識を涵養し、高度の専門的能力と深い人間性を身につけ、国際社会にも貢献できる優れた人材を養成することを目標とします。

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特色

1.少人数教育のため、学生ひとりひとりに指導が行き届きます。また指導教員が決まっており、2年生への指導は修士論文作成に重点を置き、学生はその指導教員の指導の元で修士論文を作成できます。

2.すべての授業に論文講読が半期分含まれており、これを通して研究の方法・視点・論述の仕方・研究の現況を同時に学べます。

3.日本語・日本文学ばかりでなく、中国文学・中国思想の授業もあり、日中比較の観点から日本文化を研究テーマに選ぶことも可能です

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カリキュラム[2012年度]の編成

科目には日本語学・日本文学・中国文学の各研究に演習か特講(講義)が配置されています。指導教員は担当学生に2年生がいる場合、演習科目を開講し、いない場合は特講を開講します。
学生は学年に関係なく演習と特講の科目を自由に取ることができます。また指導教員の演習科目は必ず履修しなければなりません。

主要科目Pick Up

授業科目 担当者 テーマ
日本語学研究・特講I 米川 明彦 日本語学の論文講読…研究誌に掲載された日本語に関する最新の論文を講読します。語彙・意味・文法・文字などさまざまな分野の論文を読み、知識・研究のあり方・論文の書き方・問題点などを学びます。
日本語学研究・演習II 大谷 伊都子 女性語の研究…日本語における女性語の特徴について概観するとともに、昨今の女性語使用がどのようになっているか実勢の使用例や論文などから考察します。
日本文学研究・演習Ⅵ 三木 雅博 日中比較文学の研究…各自が設定した日中比較文学のテーマに基いて、資料調査、資料整理、結果のまとめを行い、発表・批評を通して、日中比較文学の研究方法を体得します。
日本文学研究・特講I 市瀬 雅之 暮らしと万葉の歌表現…日常の生活を万葉歌がどのように表現化しているのかを考えます。
日本文学研究・特講II 中川 正美 散文表現と歌ことば…(平安和歌に認められる「黒髪」「春風」は散文には認められない。逆に「をかし」「はづかし」は散文に多用されるが和歌には認められない。) ことばの使用非使用から平安時代の和歌と日記や物語の性質を考えます。
日本文学研究・特講III 荻田 清 人形浄瑠璃から文楽へ…新作がほとんど作られなくなり、人形浄瑠璃は古典化して、近代に入ります。その歴史を辿ります。
日本文学研究・特講Ⅴ 田中 裕之 日本の近・現代文学を精読する…芥川龍之介の作品を中心に日本の近・現代文学(主に短編小説)を精読します。
中国文学研究・特講I 菅本 大二 中国古代思想に学ぶ…日本文化の根底にある中国の儒教思想について、孔子・孟子・荀子を中心に考察します。

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教員の紹介

教員名 担当科目 専門分野
教授 市瀬 雅之 日本語学研究・特講I 上代日本文学研究・地域の歴史と文学・
文化の研究
教授 大谷 伊都子 日本語学研究・演習II 日本語の語彙研究
教授 荻田 清 日本語学研究・特講III 上方歌舞伎史研究・
近世大阪庶民芸能の研究・大阪の絵師研究
教授 菅本 大二 中国文学研究・特講I 中国哲学史研究・漢文教育の研究
教授 田中 裕之 日本文学研究・特講V 近・現代日本文学研究
教授 中川 正美 日本語学研究・特講II 平安文学の文体・語彙の研究、源氏絵研究
教授 三木 雅博 日本文学研究・演習VI 日中比較文学研究・平安朝文学研究
教授 米川 明彦 日本語学研究・特講I 日本語の俗語・集団語の研究、手話研究

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修了生の声

S.Yさん 2009年3月修了 中国出身、現在、中国の大学で日本語教員として勤務

私は2009年3月に日本の梅花女子大学大学院日本語日本文学専攻の修士課程を修了して、今、上海外国語大学賢達人文経済学院で日本語教員をしています。私は梅花女子大学で米川明彦教授のご指導のもと、日本語学について、また、その他、日本現代文学、中国古典文学比較や日本語語彙についても勉強しました。さらに、日本人の視点から見た、中国の孟子、荀子の文化と中国古代漢詩などについてもご指導いただきました。
梅花女子大学は一年を通して自然が豊富で、春には満開の桜を、秋には真っ赤な紅葉を見て楽しむことができます。このように環境が整っているからこそ、学生は勉学に励むことができ、より充実した学生生活を送ることができるのだと思います。
今、振り返ってみると、梅花女子大学で学んだ二年間はとても貴重な体験であり、私の大きな成長へとつながっています。また、大学で出会った友達やご指導していただいた教授の方々、いろいろお世話になった人々のことは、一生忘れることのできません。

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