| 中国文学講義VA |
| 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
| 日専 | 後期 | 3・4 | 2 | 山口 久和 |
| 授業の主題(テーマ) |
| <杜甫の詩を読む> |
| 授業の目標(講義概要) |
| 中国の韻文学の集大成ともいうべき盛唐の杜甫の詩を精読する。「一字として来処無きは無し」と評される杜甫の詩は、初学者には近づきがたいものがあるが、言葉の壁を乗り越えた先には素晴らしい詩的世界が開かれている。テキストを精読するだけでなく、ビデオなどを見ながら杜甫の世界に入って行きたい。 |
| 授業計画 |
| 4月:杜甫とその時代の歴史的説明・近体詩の概説 5月〜6月中旬:安史の乱以前の詩の選読 6月中旬〜7月:安史の乱以降の詩の選読 |
| 評価方法 |
| 出席点と期末試験の成績と総合的に評価する。ただし出席点を重視。毎回出欠を取る予定です。 |
| テキスト書名 | 編・著者名 | 出版社 | 価格 |
| 杜甫詩選 | 黒川 洋一編 | 岩波書店(文庫) | 720円 |
| 備考 |
| 杜甫の詩は決して読み易いものではありませんが、授業は出来る限り平易に心がけたいと思います。受講生は必ず漢和辞書を持参して授業に臨んでください。一緒に中国文学の精華を味読しましょう。 |